以下の情報は、現代の隠された情報を発信することで著名な船瀬俊介さんのFacebookページ「船瀬俊介の船瀬塾」の転写です。
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『やってみました! 1日1食』(船瀬俊介著、三五館)
<p7~p11から抜粋>
〇1日1食で若返ったビートたけし
「オイラは一日一食しか食べないよ。朝は野菜ジュースだけ」
ビートたけしさんが、さらっと語っています(「週刊ポスト」2013年7月12日号)。
1947年生まれ。67歳。テレビで相変わらず「バカヤロ」とギャグを飛ばして舌好調!
見出しは「『ビートたけし流ダイエット』コッソリ教えちゃうぜっての」。
それは「朝起きたらまず、野菜ジュースをタップリ飲んで、その後は晩飯まで何も食わない」「軍団のヤツラやら、付き人を連れて焼き肉を食いにいくこともあるけど、オイラは肉をサンチュに巻いてちょこちょこ食って終わりだよ」「まァオイラは自分のリズムに合うからってことで1日1食にしている……」。たけしさんの知人の話も面白い。「60代になってまるでぜい肉がついてないオイラの知り合いは、いつも『腹3分』にしてるっていってた。常に、食いたい量の4分の1しか腹に入れないんだって」(同誌)。
一時期、急に老けたので驚いたのですが、最近は血色もよく、逆に若返ったようです。
若返りの秘訣は1日1食にしたことでしょう。
カロリー制限すると長寿遺伝子がオンになって、若さを保てる。それはもはやだれもが知っている医学の常識です。
もう一つの理由は禁煙です。お孫さんが生まれたのをきっかけに禁煙した。すると、たけし軍団の面々も殿にしたがって禁煙したという.……。じつに微笑ましい。
たけしさんの無欲ぶりも意外なほどです。
「カネも、かつて中野の3畳アパートで暮らしてたくらい、ありゃいいやって思ってる」(『時効』ソフトバンク文庫)
だから、飲みに行っても、タクシーに乗っても「祝儀」を配りまくる。専用の祝儀袋を1000枚作り、なかに1万円札を入れて、すべて配りきった。ひいき筋に奢ってもらったら、必ずそれ以上のお返しをする。金銭への執着心のなさは驚くほど。
〇30年以上、1日1食のタモリ流
もう一人の有名な1日1食主義者が、タモリさんです。
「オレ、1日1食しか食べない」
ギネスブックにも登録された長寿番組「笑っていいとも!」内でのコメント。ちなみに「どうして肌がきれいなんすか?」と若手タレントに振られて、「風呂に入って、身体、洗ったことはない!」とも言い切っている。いわく「10分間お湯につかっていれば、汚れの80%は落ちていく」。
じつに具体的で科学的。1945年生まれ。69歳。そんな歳とは思えぬほど、髪も黒々と若々しい。2014年3月31日、惜しまれつつ幕を閉じた「笑っていいとも!」。32年間、病気もせず、生番組の司会を務め続けたことも驚異的です。
身近な関係者の話によれば、「タモリさんはイグアナ芸でデビューしたときから1日1食」といいます。そして、「夜8時を過ぎると一切、食べない」。その節制ぶりに脱帽です。「その少食主義のライフスタイルを見習って、芸能界にファスティング(断食)が広がっていった」とのことです。
〇日曜日は24時間の完全断食
「笑っていいとも!」通算8054回のうち欠席したのは、わずか12日。休んだ理由も船舶試験、ゴルフ中の事故など。「風邪などの体調不良で休んだことは一度もない」(テレビ局関係者)。これはスゴイ。「いいとも!」生放送でも「1日3食は食べすぎ」と断言。
「いいとも!」の後は、スタッフと食事に行くのが常だったが「行きつけの蕎麦屋で、ここの蕎麦はウマいんだと言いながら、蕎麦は頼まず、アジの骨せんべいをッマミにして、ひたすら飲んでました」(業界関係者)(「週刊大衆」2014年4月28日号)。
さらに、2014年3月27日放映の「とんねるずのみなさんのおかげでしたSP」で、中居正広さんが衝撃証言。
「タモリさんは、27時間テレビで1回も食べなかったですよ。僕らなんか、昼食べて、間の時間におにぎり食べてとかですけど、(タモリさんは)なにも食べなかったんですよ」。これに対して、タモリは平然と答える。「食べるとね、絶対バテると思ったの」。
さらに中居さんが尋ねます。「1週間に1回、断食してるんですって?」。これにも、さらっと「完全に24時間食べない!」と涼しい顔で答えている。「日曜日は食べないんですって」と語ると、他の出演者はいっせいに「エーッ!」「スゴーイッ!」の声。タモリさんは「ふだんも、夜や自宅に帰ってからは、一切食べない」とキッパリ。司会の石橋貴明さんも「じゃなきゃ、32年も(「笑っていいとも!」)やれないよね」と唖然。さすが、芸能界の少食派の元祖はちがいます。
<p12~p17から抜粋>
〇水谷豊も千葉真一も1日1食
人気刑事ドラマ「相棒」の水谷豊さんも1日1食主義です。1952年生まれ。62歳。
インタビュー番組「徹子の部屋」で、黒柳徹子さんから若さの秘訣を尋ねられ、「1日1食」と答えています。2000年の放送開始以来、14年間もの長寿を保っている人気ドラマ。ほとんど初登場のときと変わらない杉下右京も少食スタイルによるものなのでしょう。
「小さなことが気になる質でしてねえ……」
人差し指を立てた右京さんのすました顔が眼に浮かびます。
アクション俳優の千葉真一さんも若い。1939年生まれの75歳。ハリウッド映画でも活躍。愛称は”サニー・チバ”。
驚くべきは年齢とは裏腹の若さ。髪も口ヒゲも黒々として、とても70代半ばとは思えない。顔の肌のハリ、ツヤもよく、どうみても50代前半。今でも創設した俳優養成所(JAC:ジャパン・アクション・クラブ、現JAC・NKL)で、自ら率先して、若手を育てています。
「肉体は俳優の言葉」が彼のモットー。6年前には厚労省から「健康大使」に任命されたほど。「僕はつねに身体を若く作り替えているからね」。そして千葉真一さんも、驚異的な若さの秘密を尋ねられ、即答しています。
「1つ、は、『食べないこと』、正確には1日1食しか食べない。体を飢餓状態にすることで抗老化遺伝子といわれるサーチュイン遺伝子を目覚めさせ、体の細胞を若返らせているんです」(「日刊ゲンダイ」2014年7月26日)
希代のアクション俳優は、体調管理の決め手として、とっくに長寿遺伝子の働きを知っていたのです。
彼は知人の医師に勧められて、しばらくぶりに2日かけて、身体のすみずみまで検査してもらった。「すると、『う~ん、不思議だなあ。以前検査した時よりも、数値が全部良くなっている。まるで若返ったみたいだよ』と先生もびっくり。『これは来てるな!』と、僕も心の中でガッツポーズですよ(笑)」(同紙)
〇芸能界は少食・断食ブーム!?
芸能人は、身体と若さが資本です。だから、体調管理には、万全を期すのも当然でしょう。
歌手で俳優でもある福山雅治さんも一日一食だといいます。ほかにも、女優・藤原紀香さんなどもファスティング指導を受けています。
その他、意外な顔ぶれが1日1食主義です。
「僕は1日1食しか食べない。だから食べ物には、ものすごくこだわる」(ミュージシャン、GACKT)
「1日1食で若いころの体型を維持。いつでも美剣士ができる」(俳優、京本政樹)
「ピンク・レディーの殺人スケジュールを乗り切ったのも、今もミニでステージに立てるのも、1日1食のおかげ」(タレント、未唯mie)
「年2回ペースで断食。摂るのは水と酵素ジュースだけ」(歌手、美川憲一)
「ふだんは1日1食、腸内洗浄を毎日」(俳優、阿藤快)
「プチ断食を10年以上。野菜果物ジュース約2リットルしか口にしない」(女優、木村多江)
〇冴えた状態をつくるには食べないこと
作曲家の三枝成彰さん(72歳)も20年ほど前にお会いしたとき、その青年のような若さに驚いたものです。彼も当時から1日1食しか食べない。まさに、文化人の1食主義のさきがけかもしれません。現在の写真も髪は真っ黒で、やはり若々しい。
雑誌インタビューでも「1日1食、睡眠時間4時間」と明言。「冴えた状態をつくるには、やっばり食べないこと」ときっぱり。「僕たちの場合で言えば、これしかないです。食べれば眠くなるし、頭がボケる」「太りたくないという最大の要因は、もしかしたらそれかもしれない。事実、太っているときに書いた曲って、よくないんだよね」(「婦人公論」1992年8月号)
〇活躍の源はファスティングパワー
女子プロゴルファーの横峯さくらさん。「活躍を支えたのは食事」とさくらパパこと横峯良郎氏は証言します。
「スタミナ・持久力となると、これは肉食じゃダメなんだよ。なぜかというと、脂っこいものは消化エネルギーをたくさん使ってしまうから、それだけスタミナをとられてしまうわけ。だから、トーナメントウィークにさくらは一切、肉類は口にしない。代わりにタンパク源は納豆、豆腐、魚から摂るようにしている。それだけじゃないぞ。主食の米は発芽玄米だ。これはね、腹持ちもいいし、ビタミンBとマグネシウムが豊富だから、筋肉を動かすためには必要な栄養が豊富に入っている」(「スポルティーバ」2006年9月号)
大リーガー、レンジャーズのダルビッシュ有投手も「超節制アスリート食事術」で知られます。「食事も鶏肉中心に、雑穀米やゆで卵をとるなどストイックに制限。甘いものは大好きなのに一切食べない。味は二の次。家では、栄養学や生理学の本を読んでいて、その姿は”健康マニア”ですよ」とスポーツ紙デスクのコメント(「週刊大衆」2014年6月2日号)。
アスリートで断食実践派は多いのです。陸上の為末大選手も、「ヒザ痛を治すため断食。頭がすっきりし、感覚も研ぎ澄まされ、病み付きになり、年1度1~3日ほど断食する」といいます。
プロ野球の常勝軍団ジャイアンツは球団丸ごとファスティング指導を受けているという事実も驚きです。さらに横綱・白鵬も厳密な食事指導を実践して優勝を重ねているのです。
まさに、食を制するものは、人生を制するといえます。
<p17から抜粋>
〇煙草、酒、焼き肉、暴力……松田優作
このように俳優や文化人で、若さを保っている人に共通するのは、少食であること、断食を実行していることです。逆に暴飲暴食の俳優は、命を縮めているようです。
たとえば、私と同年輩の松田優作さん。1989年公開のハリウッド映画「ブラック・レイン」(リドリー・スコット監督)に出演。その鬼気迫る演技は世界の映画人を圧倒しました。しかし、出演オファーが殺到したとき、彼はもうこの世にいなかったのです。膀胱ガンで没。享年40という若さでした。
彼は生前からへビースモーカーで、つねにウォッカのボトルを抱いて、ラッパ飲み。「肉食おう!」が口癖だった。それに、口より先に拳が飛んだ。煙草と酒と焼き肉と暴力……。
放たれた獣のようにいつもピリピリと張り詰めていた神経。それらが彼の生命をすり減らしたのでしょう。しかし、だからこそ、あの凄絶な演技は永遠に人々の心をとらえて放さないのかもしれません。
<p99~p101から抜粋>
1日1食、ガンも防ぎ、ボケも防ぐ
〇3食ではキッチリ、ガンになる!?
1日1~2食にするだけで、ガンも大幅に防ぐことができます。
「実験動物(ラットなど)をカロリー無制限(ェサと水を無制限)で育てると、2年間で急激に体重が増加し、老化が急速に進行し、老化関連の疾患が始まり老衰する」
これは、1998年10月、米バージニア州で開催された「抗齢学会」での報告です。
そこで注目すべきは25~40%のカロリー制限でも、老化、肥満、ガン、糖尿病、冠状動脈疾患の予防に大きな効果があることが証明されたことです。
「40%削減(腹六分)では、より劇的な効果が現れた」「中程度のカロリー制限(20~30%減)でも、生存率を大きく延ばした」「慢性疾患の発生を遅らせた」(同報告)
また、少食がガン予防と治療に、極めて有効であることも立証されています
①ある種の腫瘍発生を遅らせることが判明した。
②短時間「断食」と「給餌」を繰り返すと肝臓ガンの進行を止める。
③脳下垂体や乳房の腫瘍発生を遅らせた。
④発ガン率は46%から13%に低下した(マウス実験)。
同様の実験は、他にもあります。フィラデルフィアのガン研究所のネズミを使った実験報告でも、「高タンパク・高カロリー」群の発ガン率は29.5%。それに対して、「低タンパク・低カロリー」群の発ガン率は8.6%と3分の1以下です。高栄養なほど、高発ガン率を示すのです。
1日しっかり3食食べている人は、ガンへの最短距離を走っていることになります。政府(厚労省)が「1日キッチリ3食食べましょう!」と指導しているのは「キッチリ、ガンになりましょう!」と呼びかけているのと同じです。
〇食べない年寄りほど頭は冴える
さらに、少食はボケ(認知症)などの予防にも劇的効果を発揮します。
「実験中の老化したラットの摂取カロリーを40%に減らすと、パーキンソン病や老化によって減少する脳内ドーパミン受容体の量が、どんどん増加し、学習能力も高まった」(米国立老化研究所、D・イングラム博士)
つまり、1日1食の年寄りほど、頭は冴えることになります。
さらに、おまけがあります。
「また、過食により増加するガン、腎臓障害も減少して、寿命も40%延びた」(同博士)
<p102~pから抜粋>
〇食べたり食べなかったりは、いいの? 悪いの?
私は、友人との旅行などでは、3食食べることもあります。
沖ヨガの沖先生(前出)もこう言っておられます。
「肉は邪食だ。しかし、ワジも時には焼き肉を食う。食事には栄養以外に、交友を保つ面もあるからだ」
ナルホド……と思いました。そこで、私も仲間との交遊を優先することにしたのです。
しかし、旧友との旅行で3食食べると、さすがにお腹が重たくなります。食べ過ぎた翌日は、1日断食して、体調を元に戻します。
「食べたり、食べなかったりするのは、身体に悪いんじゃない?」
そう心配して忠告してくれる人もいます。しかし、自然界では野生動物は、エサにありつくことなど毎日あるわけではないし、食べたり、食べなかったり。それも自然じゃないのかな? と思っていました。
〇「摂食」「断食」の繰り返しがベスト
それを裏づける面白い報告があります。
米国国立老化研究所(NIA)のM・マットソン博士の研究です。
博士は「少食」でも、どのような食べ方がもっとも健康維持に役立つかを確認するため、次のような実験を行なったのです。
A:好きなだけ食べさせたグループ
B:毎回の摂取カロリーを60%に抑えたグループ
C:1日ごとに食べさせ、翌日に断食させたグループ
経過観察の結果、Cグループのラットが一番長生きし、体重も減らず、一番健康、しかも脳は老化による損傷が少なく、アルツハイマー病やパーキンソン病になる率も少なかったのです。「食べる」(摂食)、「食べない」(断食)の繰り返しが、もっとも少食効果が上がったのです。
つまり、満足感の剌激と、空腹感の刺激が、繰り返されることが大切なのでしょう。
〇1日おきに断食した老人たち
それを証明するデータもあります。
「スペインの養老院で、1800キロカロリーの食事を毎日与えたグループと、1日おきに断食させたグループを比べたら、1日おきに断食した老人たちが、圧倒的に長生きした」(『ファルマシア』1988年 No.24)
ここでも、「満足→空腹」の刺激の繰り返しリズムが、生命力を活性化しているのです。1日1食の場合も、朝昼抜いた空腹感と夕食の満足感のリズムで、同じことがいえそうです。
言い換えると「空腹感」(飢餓刺激)が、いかに生命を活かす重要な剌激であるかがわかります。空腹刺激こそ、全身60兆の細胞を活性化させ、器官・臓器を躍動させるのです。
長寿遺伝子がスイッチ・オンになるのも、その生命賦活の一環です。3食漫然と食べ続けて、空腹刺激がなくなる。すると、生命力のスイッチも錆びついてしまうのです。
それは、断食すると生殖能力が旺盛になることからもわかります。ファスティングすると、中高年男性でも、いわゆる”朝立ち”が蘇ることに驚きます。飢餓感が性能力と性欲を昂進するのです。夫婦で断食すれば、子宝に恵まれやすくなるのも当然です。
それにしても、日本の病院や老人ホームの給食は、まるで逆のことをやっています。
「3食キチンと食べなさい」と、介護士は食欲のない老人の口に押し込みます。「食べたくない」のは身体が生き残るために拒絶しているのです。そこに、無理やり詰め込むことは「早く死ね!」と言っているに等しい。彼らは「食べさせない」のは老人虐待だといいますが、「無理に食べさせる」ことこそ老人虐待なのです。
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(転記終了)
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<船瀬俊介さん関連>
公式HP : http://funase.info/
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第5回船瀬塾に初めて参加しましたが、内容も濃く、お話も非常に面白く、オススメです!
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