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東洋医学の源流 アーユルヴェーダの魅力!

東洋医学の源流 アーユルヴェーダの魅力!

東洋医学の源流 「アーユルヴェーダ」

今年のテーマの一つに「東洋医学」を知ることがありましたが、大変幸運なことに、先日アーユルヴェーダの専門家で専門学校も経営されている新倉亜希さんにお話をお聴きする機会がありました。
アーユルヴェーダは、慢性疾患を未然に防ぐ予防医学であり、私たちひとりひとりが学ぶべき生活の知恵が満載です。

<アーユルヴェーダとは?>
◆現代にも通用する予防医学!
5000年前、生活様式が変わり、循環型の地球環境が悪化していることに危惧を抱いた高僧が、ヒマラヤの秘境に集まって作った予防医学。
病気を治すことより、自然治癒力を高めること、病気になりにくい心身を作ることを重んじていることから、医学だけでなく、生命科学、生活の知恵、人生哲学など、広範囲に及ぶ。

◆体質に応じた食生活が重要!
人間には生まれ持った体質を持っており、体質に適した食材がある。体質は、大きく分けると、ヴァータ、ピッタ、カパの3つ。その内、2つの特徴を持った人もいる。インドでは医師が問診、視診、触診、聴診を1時間半かけて診断する。
問診後、私の体質「ヴァータ」について、特徴、食生活などを教えていただきました。

<ヴァータの特徴>
◆「バタバタヴァータ」とも言われ、いつも活動しているのが好き。
◆乾燥肌
◆脳梗塞、心筋梗塞
になりやすい。(血管も乾燥しやすい)
◆便秘
になり易い。(胃腸の中も乾燥しやすい)
◆骨粗鬆症
になり易い。(骨も乾燥しやすい)
◆冷え症
なので、冬が苦手で、冬に体調を崩し易い。
◆ヨガ、太極拳
など口を閉じた運動が適している。マラソンなど口を開けて呼吸する運動をすると気が抜けるので、避けるべき。

<ヴァータに適した食生活>
◆甘酸塩を摂る!
米(甘)、酢(酸)、味噌(塩)を摂ると元気が出る。
ヴァータは、気が抜けやすい体質なので、元氣の源の「米」を抜くと、、元気が無くなる。炭水化物ダイエットは、ヴァータ体質には向かない。

◆白湯+生姜を摂る!
体温を上げる、便秘改善の効果がある。・・・白湯は他の体質にも合っている。

◆太白(ごま油)を摂る!
小さじ1杯を食前に摂ることで、便秘改善、骨粗鬆症予防の効果がある。
デーツ(ナツメヤシ)、アーモンドも良質な油分がある。
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<アーユルヴェーダでの健康長寿の知恵>
◆ギムネマシルベスタで糖質の吸収を抑える!
インドでは古くから糖尿病の治療用のハーブとして使用されているギムネマシルベスタを食前に摂ると、糖質の吸収を抑え、血糖値を安定させる効果ダイエット効果がある。

舌苔をチェックする!
舌に溜まった白い垢(あか)のような舌苔が舌の1/3以上を占めていると、胃腸で消化がスムーズに行っていないことが分かる。

◆乾布摩擦をする!
布(絹)で肌を優しくこすることで、血流、リンパの流れが良くなり、血管の若さを維持できる。

◆ハーブ、スパイスでうがいをする!
ハーブ、スパイスでうがいは、口に中をスッキリ除菌できる。そのまま飲んでも良い。歯磨きが出来ない高齢者も簡単に除菌が可能。

◆早起きする!
朝の空気は酸素が濃いので、うつなどメンタル状態の改善に良い!

<消化力を上げる方法>
病気・体調不良にならない為には、消化力が非常に重要。(消化力が弱いと毒素が体内に溜まる)
①食後5分間は座ったまま動かない!
②お腹が減ってから食べる!(食事の間隔は6時間空ける)
③食べる量を太陽の光の量に合わせ、 朝食・昼食・夕食は、3:5:2の割合にする。(消化力は太陽の光の強さと同じ)
④白湯を飲む。(体内を大掃除してくれる)
<新倉亜希さんが経営する専門学校のHP>
http://ayurveda-beauty-college.com/

<私の感想>
新倉亜希さんにご説明いただいたヴァータの特徴は、私の体質そのもの!
肌が乾燥しやすいのは、表面だけでなく、胃腸、血管、骨も乾燥し易いので、良質な脂質(太白など)、良質な水が必要を摂ることが、他の体質の方以上に必要だということが分かりました。両親、親戚が脳梗塞になっていることもあり、今回お話をうかがい、命拾いをした思いです!今後の食生活に役立てたいと思います。
アーユルヴェーダは、元気に長生きするうえで不可欠な知識であることがよく理解できました。超高齢化社会を迎えた現代社会で重要性が高まること間違いありませんので、健康長寿セミナーなどで、情報配信していきたいと思います。
(*) 2014年8月19日(火)19時 健康長寿セミナー開催決定!(会場:高輪区民センター)

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良質な水を摂る!

良質な水を摂る!


わたし達のからだの65%は水!


「どのような水を飲み、入浴など日常生活で使うかで、わたし達の健康状態は大きく左右される!」 と言われています。
普段何気なく口に入れる水は、体内に吸収された後、老廃物を排出したり、細胞に取り込まれたりするので、空気、食料と並んで、有害物質の無い清潔で良質なものを取り入れたいものです。でも実際には、塩素、農薬、亜硝酸性窒素、鉛、放射性物質など、地域によって異なりますが、カラダに有害物質が多いのも事実です。
尚仁沢湧水(2)

良い水は、大自然の湧水であることは、容易に想像できます。
でも、大自然の湧水は日常的に使えません。
雪解けの湧水に恵まれた一部の地域を除き、良質な浄水器を使って、有害物質の弊害を排除したいものです。

「日常的に使える健康に良い水を探そう!
「将来、未来型高齢者住宅を創った時には、健康に良いを使おう!」
と思い、真剣にこれから探そうと考えていたところ、知人から紹介を受けたセラミック活性水「回帰水」を1週間、モニターレンタルで使うことにしました。

◆酸化還元力
大気から自由電子を取り入れ、モノを酸化させない力がある。

 

<健康に良い水の条件とは?>
(1)有害物質を含まない!
日本の水道水は、大量の塩素で殺菌しています。水道水には、浄水場で発生する発がん物質「トリハロメタン」が含まれています。
必ず、浄水器を使いましょう。残留塩素、トリハロメタン、鉛、農薬などの有害物質を含まないことが、良い水の絶対条件です。

(2)まろやかで 美味しい。
体に合う水は、体が美味しいと感じます。
カルキ臭い、生臭いなど、違和感のある水は避けましょう。

(3)酸化還元電位が低い。
水道水は、酸化還元電位が高く、他の物質を酸化しやすい状態にあります。
大自然の湧水に近い水は、酸化還元電位の数値が低く、酸化した物質を還元しやすい状態にあります。

(4)弱アルカリ性
わたし達の体は弱アルカリ性(血液のpHは7.4)です。弱アルカリ性が体に負担の掛からない水です。
アルカリが強いと悪影響が出ます。

(5)適度な硬度
飲んで違和感のない程度に、適度にミネラルを含んだ水が良い水です。

(6)六員環分子構造
水の分子(H2O)6個の環状構造
となっている。
温度が低い水ほど、六員環分子構造を維持する水分子が多いため、雪解け水は六員環分子構造の比率が高い。

(7)体内の老廃物を速やかに排泄する。
大自然の湧水に近い水は、界面活性作用があり、体内の不要な老廃物を出す作用があり、洗濯するときに、ほとんど洗剤が必要ありません。
清涼飲料水、水道水に代わり、自然に近い水で体内をデトックスしたいものです。

 

<良い水の効果、活用例>
◆飲み水 / デトックス、生活習慣病予防、ダイエット効果
体内への吸収率が高く、細胞壁を自由自在に通り抜けることが出来ることから、老廃物・毒素を排出する。体内の水分の六員環分子構造の比率が高くなるので、血液がサラサラになり、動脈硬化など生活習慣病の予防になる。体内に溜まった悪い水、余分な体脂肪を排出するため、水太りが解消され、ダイエットが出来る。

◆風呂、基礎化粧品 / 美肌効果
皮膚への浸透性が良いため、肌のしわが無くなり、モチモチ、ぷりぷりする。

◆調理 / 酸化防止、美味しくなる
酸化還元力が高いことから、料理、食品製造に使うと、食品が酸化しにくいので、食感が良く、美味しく、長持ちする。
お米を炊くときに一昼夜構造水に浸しておくと、古米でも新米のようにふっくらとおいしくなる。

◆野菜の栽培 / 収穫量の増加、美味しくなる
野菜が甘くなる。収穫量が増える。大きく育つ。実が沢山なる。

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<将来、自宅・高齢者住宅に付けたい浄水器>
①STSプロジェクト ・・・現時点ではこちらの方が魅力的!
自宅用機種: http://www.stspro.com/products/hb-03/
資金に余裕のある方向け機種: http://www.stspro.com/products/sky-520/

②タイセー社 「自然回帰水」  https://www.kaikisui.co.jp/


上記のうち、②の 「自然回帰水」を無料で1週間レンタル出来ましたので、感想を記載します。

<セラミック活性水「回帰水」の感想>
*風呂の水がサラサラで肌にやさしい印象。
*髪がサラサラになる。
*野菜を付けていると、シャキシャキ感が出る。
*洗濯機に洗剤を入れなくても、洗濯物に綺麗に洗える。
*豆腐を水に漬けて食べると、コクが出て、美味しくなる。

因みに、今回レンタルした活水器を購入すると40万円近く掛かります。
家族の健康に良いことを考えると、十分価値はあると思います。

セラミック活性水(回帰水)
モニター用を無料レンタル。
台所の蛇口に付けられず、風呂場に設置。

セラミック活性水(回帰水)(2)
水が少し青いですが、水以外、何も入れていません。

IMG_6676
モニターの活水器を5日間使用して返却! 残念(>_<)

このサイトは、①②の活水器を宣伝するものではありません。まだ購入もしておりません。
将来わたしが、未来型高齢者住宅を創った時に、施設に設置する活水器を探すために、情報収集した記事です。
皆さまの有益な情報をお待ちしています!

砂糖、甘味料の摂り過ぎ注意! ~ 糖尿病、低血糖症、認知症、うつの原因

砂糖、甘味料の摂り過ぎ注意! ~ 糖尿病、低血糖症、認知症、うつの原因

糖尿病、低血糖症、認知症、うつの原因になる砂糖、甘味料の摂り過ぎ注意!
健康になりたければ、「砂糖」控えよう!

私たちの食生活では、砂糖、甘味料が蔓延しています。
甘いモノを食べ続けていると、インシュリンの効きが悪くなり、慢性疲労、切れ易い性格、うつ気味になります。
中年以降になった時に、糖尿病、アルツハイマー型認知症、脳卒中、心筋梗塞になりますので、「砂糖」を控えましょう!

<砂糖、甘味料が入っている主なモノ>
洋菓子、和菓子、ケーキ、菓子パン
清涼飲料水、乳酸飲料、コーヒー
アイスクリーム
外食(レストラン、ファーストフード、中華料理など)
スーパー、コンビニのお弁当、惣菜

ゴディバのチョコレートドリンク
(*) 食べ過ぎ注意!美味しくても、砂糖の固まりです!

<砂糖が悪い理由>
◆麻薬効果
脳が糖の甘さを忘れられなくなり、無意識のうちに摂りたくなります。
菓子、パンはもちろん、外食や弁当・総菜に至るまで、砂糖がたっぷり入っているのは、その方が売れるからです。お客さんの健康のことは、考えていません。

◆腸内環境の悪化
砂糖が多いと消化しにくく、また、砂糖は悪玉菌のエサになるので、腸内を腐敗させる。

ガンになり易い
がん細胞の餌は、ブドウ糖なので、砂糖の過剰摂取はガンのリスクが高まります。

◆糖尿病の原因
◆低血糖症(血糖値の急上昇、急降下)による極度の疲れや眠気、イライラ、うつの原因

甘いモノを食べ続けていると、すい臓から分泌され、血糖を調整する役割のある「インシュリン」の効きが悪くなります。
インシュリンの効きが悪くなると、血糖値が急上昇します。血糖を下げようとして、インシュリンが大量に分泌されるので、すい臓に負担が掛かります。
インシュリンが大量に分泌されるため、血糖値が急降下して、「低血糖」 になります。
低血糖になると、自律神経が乱れます。交感神経が強くなりすぎて、脳にダメージが襲い、極度の疲れや眠気、イライラ、うつ、アルツハイマー型認知症を引き起こす原因になります。
頭がボーっとしたり、集中力がなくなったり、無気力になったりします。

◆アルツハイマー型認知症、脳卒中、心筋梗塞の原因
未消化物の砂糖(シュガークリスタル)が血管を傷付けることから、血管に炎症を起こし易くなります。また、糖が血管にこびり付くので、アルツハイマー型認知症、脳卒中、心筋梗塞の原因にもなります。砂糖のとり過ぎは、体内のビタミン、ミネラル不足を招き、冷え性、肩こり、便秘、アトピー、アレルギーなどの原因にもなります。
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<甘いモノを控える方法>
◆甘いモノは、高級店で、少量摂るだけにする!
*コンビニ、スーパーで売っている菓子、菓子パンは一切買わず、高級店で少量買う。
*バイキングには行かずに、高級店で少量食べる。
*甘い飲料を水に変える。

◆砂糖を多用する外食は控える!弁当・総菜は買わない!
*消費者の健康に気を使っているレストラン、お店を使う。

◆糖の吸収を抑えるサプリメントを摂る!
*甘いモノを食べる時は、糖質の吸収を抑えるサプリメントを事前に飲んでおく。
糖質の吸収を抑えるグリーンコーヒー豆、グムネマシルベスタのサプリは、「i-Herb.com」でも購入可能です。

砂糖、甘味料の摂り過ぎ注意! ~ 糖尿病、低血糖症、認知症、うつの原因
(*)糖の吸収を抑えるサプリメント、良質な甘味料の情報をお待ちしています!

<良質な甘味料>(一例)
アガベシロップ
ラカンカラカントS)・・・天然素材で、血糖値をほとんど上げない様です。
* 素焚糖
ココナッツシュガー
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<関連投稿>
隠れ糖尿病「低血糖症」とは? その診断に必要な「5時間糖負荷検査」とは?
・・・これは私の実体験です。
◆ うつは食べ物が原因だった!(溝口徹先生)【健康長寿オススメ良書】
・・・うつの原因は、低血糖症、ビタミン・ミネラルの欠乏との内容です。
.    上記「5時間糖負荷検査」を受けた新宿溝口クリニックの溝口院長の著書。
◆ 汚れた腸が病気をつくる(医学博士バーナード・ジェンセン著)【健康長寿オススメ良書】
  ・・・予防医学、健康長寿のバイブルというべき名著です。
◆ 糖質制限食の効果【第14回 日本抗加齢医学会総会レポート④】
◆ 1975年の食事に近付けよう!【第14回 日本抗加齢医学会総会レポート①】
  ・・・2014年6月に開催された日本抗加齢医学会総会の講義内容を纏めたものです。

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隠れ糖尿病「低血糖症」とは? その診断に必要な「5時間糖負荷検査」とは?

隠れ糖尿病「低血糖症」とは? その診断に必要な「5時間糖負荷検査」とは?

隠れ糖尿病「低血糖症」とは?
その診断に必要な「5時間糖負荷検査」とは?
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「かくれ糖尿病」とも言われている低血糖症(血糖調整異常症)。 ブドウ糖を飲んだ後の血糖値を計測する「5時間糖負荷検査」で診断することが出来ます。
実は、先日の日本抗加齢医学会でも、糖質制限・低血糖症に関する講義を聴いて、自覚症状、家族歴があったため、「もしかして自分も低血糖症ではないか?」という疑問が浮かび、先日、5時間糖負荷検査を受けてきました。
正式な結果は、1カ月後に訊くことになっていますが、簡易検査の結果では、4時間後の血糖値が40台で、低血糖症は疑いの余地がありません!

<自分で低血糖症と疑った理由
最近5年間は、健康的な食事、ポジティブなメンタルなど、健康に気を付けた生活をしていましたが、以下の点から
*慢性疲労気味(10数年前より)
*食後、極度の眠気がある
*母が糖尿病
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低血糖症とは?>
空腹時血糖値は正常値
なのに、食後、血糖値が急上昇して、その後、インシュリンが大量に分泌され、血糖値がジェットコースターのように急降下するのが低血糖症で、隠れ糖尿病とも言われています。
食後の高血糖時に、活性酸素が大量発生するため、血管に酸化ストレスを与え、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞を誘発する
次に襲ってくる低血糖時に、脳に栄養(ブドウ糖)が行き渡らないため、脳がストレスを受け、アルツハイマー型認知症を誘発する
肝臓、副腎、すい臓の疲弊自律神経が乱れにより、ホルモン分泌が乱れ、慢性疲労、精神障害など様々な症状が出るという、大変厄介な病気です。

実はこの低血糖症、空腹時血糖値は正常値でも、自覚症状があれば疑ってかかるべきで、ある実験では「健常成人26人の5時間糖負荷試験を実施したところ、31%にあたる8例の方が 59 mg/dl以下の血糖最低値を取っていた」とのことです。
慢性疲労気味、食後に強い眠気がある、元気が足りない、気分が良くない、うつ気味
という方は、「低血糖症」検査することをオススメします。
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<医師の間でも一般には知られていない低血糖症>
まず、私は会社の診療室の医師に相談したところ、「空腹時血糖が正常値の範囲なので、食後血糖値は測る必要がない!食後眠くなるのは当たり前!そんなに食後に眠くなるならアメをなめていれば良い!」と相手にされず、更に、会社の他の医師(顧問の内科医)も同様の反応でしたが、食後1時間後の血糖値だけは検査を受けることが出来ました。結果は139とそれ程高過ぎることはありませんでした。
食後血糖値を正確に調べるため、5時間糖負荷検査を受けようと思い、日本抗加齢医学会の講義で3回ほどお話をお聴きしたことのある溝口先生のクリニックで検査を受けることにしました。

<5時間糖負荷検査とは?>(新宿溝口クリニックの場合)
*検査前に、検尿、採血を行なう。
*ブドウ糖が入った飲み物を75g飲む。
*その後、血糖値検査のため採血(最初の2回は15分毎、次の5回は30分毎、最後の2回は60分毎に5時間)を行ない、体温、血圧、体調の変化を記録する。
*検査中はクリニックのリクライニングシート、又は簡易ベッドで横になり休息する。本を読むことも可能。
*検査費用は15,320円(税込み)。
*栄養検査(ビタミン・ミネラル欠乏等の検査)も別途費用を払えば可能。
*通常は2週間後(私の場合は他の検査も加えたので1カ月後)に、検査結果が出る。
*ブドウ糖液飲用後、2時間血糖値を検査する「ブドウ糖負荷試験」では、低血糖症を見逃されますので、5時間の検査が必要。
私の場合、3時間過ぎた辺りから、「疲れたけど眠れない変な症状」が出ました。看護士さんが簡易結果(4時間後の血糖値が40台)を教えて頂きましたので、低血糖症ということは間違いありません。

<低血糖症の原因は?>(私の場合)
あくまで推測ですが、以下の原因が考えられます。
◆甘いお菓子をたくさん食べてきた!
子供の頃から甘いモノが大好きで、特に、高校生の頃から、自分で買い物をするようになって、勉強しながらの「ながら菓子喰い」を毎日のようにしていました。菓子の「ながら菓子喰い」には要注意です!健康長寿を真剣に学び、実践し始めた5年前までは、甘いモノをたくさん食べていました。

◆ストレスの蓄積
水銀汚染(銀歯の下にアマルガムの残渣がある由)、過労離婚前の結婚生活など、ストレスが相当蓄積している。

◆睡眠不足!
長期間にわたり、睡眠が不足していたようです。

◆筋肉量が少なめ!
私は身長178cm、69kgで、肥満ではありません。が、筋肉量が多いとは言えません。

◆糖尿病の家族歴!
母が糖尿病で、父も母も脳梗塞になりました。低血糖症の人は脳梗塞になり易いので、両親共、低血糖症の可能性があります。
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<低血糖症対策>
溝口先生によると、低血糖症で疲弊した脳、肝臓、副腎、すい臓の疲労回復、ホルモン分泌と自律神経の正常化を目指すため、十分な休息、食事療法、適度な運動習慣が必要とのことでした。一部、日本抗加齢医学会総会での講義内容、溝口徹先生の著書、その他HP等の情報を加え、対策を纏めました。

◆低血糖症対策(1)休息編
(1)ストレス回避と休息
ストレスに抵抗するホルモンを出す臓器 ”副腎“が、血糖調整に中心的な役割を果たしている。軽度なストレスでも副腎に負担が掛かると、血糖調整が不調になるので、肉体的ストレス、精神的ストレスを極力避けて、カラダを休める。

(2)十分な睡眠
血糖調整機能は自律神経によって調整されるので、夜11時までには就寝して、毎日8時間の睡眠を取る。熟睡するために、夜間のパソコンは避ける。

 

◆低血糖症対策(2)食事編
(3) 糖質を減らしておかずを増やす。糖質制限食にする。
炭水化物の量を減らして、良質なたんぱく質を多めに摂る。外食では砂糖をダシ、タレに多用しているメニューは避ける。ごはん、パンなど糖質を減らして、温泉卵、納豆などおかずを増やす。
糖質制限食については、「糖質制限食の効果【第14回 日本抗加齢医学会総会レポート④】」を是非ご覧ください。

(4) GI値の低い食品を摂る。果物を制限する。
白米は玄米に、白パンは全粒粉のパン、ライ麦パンに変えるなど、未精製の食品を摂る。ラーメン、うどん、そうめんも避ける。
副腎、肝臓、すい臓も疲労しているので、砂糖、蜂蜜、人工甘味料等を含む清涼飲料水・菓子類はNG。 果物も果糖が血糖を急上昇させるので、最小限にする(特に朝は避ける)。

(5) 食物繊維豊富な食材を摂る。
大麦・モチ麦、野菜、きのこ、海藻など、食物繊維豊富な食材を摂ると、血糖値が上がりにくい。
大麦・モチ麦のでんぷんの消化吸収速度は遅いので、玄米、白米に3割混ぜて食べると、過ぎの食事も血糖値が上がりにくい。

(6) 食べる順番を変える。GI値の低い食品から摂る
食物繊維の豊富な野菜、みそ汁、肉類、ごはん(糖質)の順番に食べる。

(7) 食べ過ぎない。
沢山食べ過ぎるとその分糖質も摂るので、食後血糖値が急上昇しやすい。(但し、徹底した糖質制限食の場合は、余程食べ過ぎない限り大丈夫)

(8) たくさん咀嚼してゆっくり食べる。
早食いをするとインスリンの働きが追いつかず、食後血糖値が急上昇しやすい。ひと口ごとにかならず箸をおく。

(9)カフェインを避ける。
カフェインは血糖を不安定にする
ので、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、チョコレートを避け、水・麦茶・ハーブティーに変える。

(10)サプリメントでの栄養療法
不足しがちなビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンC、βカロチン、プロテイン等を補給する。・・・専門医による血液検査をオススメします。

 

◆低血糖症対策(3)運動編
(11) 食後20分程度早歩きする。

インシュリンを使わずに筋肉に糖を取り込むことで血糖値の上昇を防ぐ。
(12) 筋トレで筋肉量を増やす。
筋肉量を増やすことで血糖値の上昇を防ぐ。
(13) 低血糖の症状が出る前に身体を動かす(食後1-3時間後)。
低血糖になると、体は血糖値を上げようとして、交感神経を優位にするため、精神症状を引き起こす。低血糖の症状が出る前に交感神経を優位にすると低血糖の症状が緩和される。

 

◆低血糖症対策(4)体内の有害物質除去
(14)アマルガム除去
過去に治療した虫歯が多い方は、その中に、水銀を含むアマルガムが残留している可能性もあるので、専門の歯科医で治療する。

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今回検査を受けた新宿溝口クリニック院長 溝口徹先生は、栄養学に大変お詳しく、多くの実証例のご経験も豊富で、多くの著書も出されています。
その1冊、「うつは食べ物が原因だった!」を纏めました。
ちょっと、慢性疲労気味、元気が足りない、気分が良くない、という方はもちろん、医療従事者、管理栄養士、教育関係者にオススメの本です!是非ご覧ください。

うつは食べ物が原因だった!(溝口徹先生)
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<溝口徹先生関連HP>
◆ 新宿溝口クリニック http://www.shinjuku-clinic.jp/
◆ オーソモレキュラー.jp  http://www.orthomolecular.jp/
(*)「オーソモレキュラー.jp」オープニング記念講演会が、2014年8月31日(日)に開催されます。(参加費無料)
. 詳細はこちら ⇒ http://www.orthomolecular.jp/info/seminar20140831/

<低血糖症に関するHP>
低血糖症とは?(新宿溝口クリニック )http://www.shinjuku-clinic.jp/konnakata/sugar_syndrome.html
◆低血糖症 その10 「低血糖症に対する食事のとり方」  http://chirotic.exblog.jp/16711549

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溝口徹先生
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<食生活・栄養関連の投稿>
◆ うつは食べ物が原因だった!(溝口徹先生)【健康長寿オススメ良書】
◆ 砂糖、甘味料の摂り過ぎ注意! ~ 糖尿病、低血糖症、認知症、うつの原因

◆ 1975年の食事に近付けよう!【第14回 日本抗加齢医学会総会レポート①】
◆ 江戸時代の食事に戻ろう!【第14回 日本抗加齢医学会総会レポート②】
◆ 腸内環境を改善しよう!【第14回 日本抗加齢医学会総会レポート③】
◆ 糖質制限食の効果【第14回 日本抗加齢医学会総会レポート④】
◆ 汚れた腸が病気をつくる(医学博士バーナード・ジェンセン著)【健康長寿オススメ良書】
◆ 食べ過ぎない! 【健康長寿のための食生活 (1)】
◆ 全ての病気の原因は消化不良から! 【健康長寿のための食生活】
◆ 腸内環境を整える!【健康長寿オススメ動画】
◆ 大塚貢先生講演報告&動画
◆ 酵素断食(ファスティング)
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うつは食べ物が原因だった!(溝口徹先生)【健康長寿オススメ良書】

うつは食べ物が原因だった!(溝口徹先生)【健康長寿オススメ良書】

◆うつは食べ物が原因だった!
◆新宿溝口クリニック院長 溝口徹先生
◆青春出版社
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うつは食べ物が原因だった!(溝口徹先生)

ちょっと、慢性疲労気味、元気が足りない、気分が良くない、という方はもちろん、医療従事者、管理栄養士、教育関係者は必ず読んでいただきたい本です!

私が、5時間糖負荷検査を受けた新宿溝口クリニック院長 溝口徹先生がお書きになっています。
なぜ私が、5時間糖負荷検査を受けたかというと、「食後に極端に眠くなる」「慢性疲労気味」という自覚症状があったからです。
「その原因は、食後に血糖値が急上昇、急降下するかくれ糖尿病では?」
と私自身が疑い、5時間糖負荷検査を受けようと決断した訳です。
診断結果は、1か月後に、他の血液中の栄養成分検査と合わせ、お聴きすることになっていますが、簡易検査の結果では、食後4時間後に低血糖になるということが判明しました。
正に、この本も、低血糖症の原因、対処法も書いてありましたので、早速購入しました。

「低血糖症」「5時間糖負荷検査」については、以下の投稿に纏めましたので、是非ご覧ください。
この隠れ糖尿病「低血糖症」とは? その診断に必要な「5時間糖負荷検査」とは?

.

<キーワード>
◆うつ、体調不良の原因の多くは、「低血糖症」「セロトニン不足」。
◆不足している栄養素を補うことで、病気を未然に防げる!
◆現代人は、未精製の糖質を摂り過ぎている!デスクワーク中心の人は、あまり糖質を摂る必要はない!たんぱく質、良質な脂質をもっと摂るべき!
.

<内容>
◆「うつ」を訴える人の食べ方4つの共通点
(1) 食べないタイプ: ダイエットをしている。食事を抜く。
(2) 糖質依存タイプ: ごはん、パンをよく食べる。お菓子をよく食べる。
(3) ドカ食いタイプ: 食べ過ぎる。
(4) 単品食いタイプ: 食べる物が偏っている人。

◆分子整合栄養療法「オーソモレキュラー療法」 
栄養のバランスを整えていく治療法。
血液の成分を細かく調べ、不足している栄養素を補うことで、細胞の分子バランスの乱れを整え、細胞の回復力を高め、病気や不調の根本治療に繋がる。
病気の手前の「未病」の段階で体の異常を見付けることで、病気を防ぐことが重要。うつ、睡眠障害、アレルギー、不妊症、慢性疲労などの改善に効果がある。

◆誤った生活習慣 
現代人は糖質(炭水化物)を摂り過ぎている反面、タンパク質が不足している。
デスクワーク中心の人は、あまり糖質を摂る必要はない。
肥満、糖尿病の人は、インシュリンの効きが悪くなる。インシュリンが過剰に生産されるため、すい臓に負担が掛かる。

うつ、体調不良の原因 「低血糖症」
食後に血糖値が急上昇、急降下するのが低血糖症。
低血糖症の症状は、うつの症状と極めて似通っている。
脳を良い状態で働かせるためには、血糖値(血中のブドウ糖の値)を一定にキープするのがポイント。食後に血糖値が急上昇、急降下する「低血糖症」は、脳に大きなストレスとなる。

◆低血糖症対策(1)食事編
(1) GI値の低い食品を摂る。
砂糖、菓子類は避ける。白米は玄米に、白パンは全粒粉のパンに変えるなど、未精製の食品を摂る。
(2) 食べる順番を変える。GI値の低い食品から摂る

食物繊維の豊富な野菜、みそ汁、肉類、ごはん(糖質)の順番に食べる。
(3) 糖質を減らしておかずを増やす。(糖質制限)
外食では砂糖をダシ、タレに多用しているメニューは避ける。ごはん、パンなど糖質を減らして、温泉卵、納豆などおかずを増やす。

◆低血糖症対策(2)運動編
(1) 食後20分程度早歩きする。

インシュリンを使わずに筋肉に糖を取り込むことで血糖値の上昇を防ぐ。
(2) 筋トレで筋肉量を増やす。
筋肉量を増やすことで血糖値の上昇を防ぐ。
(3) 低血糖の症状が出る前に身体を動かす(食後1-3時間後)。
低血糖になると、体は血糖値を上げようとして、交感神経を優位にするため、精神症状を引き起こす。低血糖の症状が出る前に交感神経を優位にすると低血糖の症状が緩和される。

◆うつ、体調不良の原因 「セロトニン不足」
脳内の神経伝達物質「セロトニン」が不足すると、やる気が起きない。
セロトニンを増やすためには、その材料となるアミノ酸、鉄、亜鉛、ビタミンB6を食事で取れるようにメニューを工夫して、更にサプリメントで補うと効果的。

◆亜鉛の役割、欠乏の原因
<亜鉛の主な役割>
体内の酸化防止。免疫力維持。低血糖症・糖尿病の予防(インシュリンの分泌調整)。アレルギー抑制。皮膚の乾燥予防。脱毛予防。精力増強(男性)。妊娠(女性)。
<亜鉛欠乏の原因>
加工食品、精製食品中心の食生活。ストレス過多。糖質過多。アルコール過剰摂取。薬物(ステロイド剤、抗けいれん剤、利尿剤、人工透析)。

◆ビタミンB群の役割、欠乏の原因
ビタミンB群の主な役割>
神経伝達物質の合成。ホルモンの合成。免疫系機能の維持。
ビタミンB群欠乏の原因>
加工食品、精製食品中心の食生活。ストレス過多。糖質過多。タバコ。アルコール過剰摂取。薬物(抗生物質、経口避妊薬、胃腸薬)。

◆ストレスの弊害
(1)ビタミンB群、亜鉛の欠乏
(2)男性ホルモン、女性ホルモンの欠乏
精神的ストレス、環境のストレス(天候の変化、人ごみ、飲酒、喫煙、過度の運動)などストレスに対抗するため、コレステロールを原材料に「コルチゾール」(ホルモン)を分泌して、ストレスに対抗するメカニズムがある。コルチゾールを作る際に消費されるのがビタミンB6をはじめとするビタミンB群。
コレステロールはコルチゾールだけでなく、男性ホルモン、女性ホルモンの原材料にもなるので、ストレスが続くと男性ホルモン、女性ホルモンが不足する。

◆コレステロールは悪者ではない!
高コレステロールの方が長生きという疫学データも出てきている。
<コレステロールの役割>

(1)細胞膜の形成
(2)脳内神経伝達
(3)男性ホルモン、女性ホルモンの原材料
(4)ストレスに対抗するためのホルモン「コルチゾール」の原材料

◆人間は本来何を食べてきたか!
◆私たちは何を食べるべきか!
人類が出現した400万年前から、農耕が始まる1万年前までの長い間、狩猟生活をしていた人類は、イノシシ、シカ、魚、木の実、海藻を摂っていた。
農耕が始った1万年前から、日本の食事が欧米化される数十年前まで、ヒエ、アワなどの雑穀、玄米など未精製の糖質が中心だった。
食生活に欧米化されてから、肥満、ガン、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞といった生活習慣病が増えた。
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<溝口徹先生関連HP>
◆ 新宿溝口クリニック http://www.shinjuku-clinic.jp/
◆ オーソモレキュラー.jp  http://www.orthomolecular.jp/
(*)「オーソモレキュラー.jp」オープニング記念講演会が、2014年8月31日(日)に開催されます。(参加費無料)
. 詳細はこちら ⇒ http://www.orthomolecular.jp/info/seminar20140831/

溝口徹先生
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<その他のオススメ良書>(抜粋)
◆ 汚れた腸が病気をつくる(医学博士バーナード・ジェンセン著)

◆  「酵素」の謎 (鶴見隆史先生)
◆ 新型栄養失調(小若順一・国光美佳 著)
◆ 空腹が生き方を教えてくれる (南雲吉則先生)

<食生活・栄養関連の投稿>
◆ 隠れ糖尿病「低血糖症」とは? その診断に必要な「5時間糖負荷検査」とは?
◆ 砂糖、甘味料の摂り過ぎ注意! ~ 糖尿病、低血糖症、認知症、うつの原因

◆ 1975年の食事に近付けよう!【第14回 日本抗加齢医学会総会レポート①】
◆ 江戸時代の食事に戻ろう!【第14回 日本抗加齢医学会総会レポート②】
◆ 腸内環境を改善しよう!【第14回 日本抗加齢医学会総会レポート③】
◆ 糖質制限食の効果【第14回 日本抗加齢医学会総会レポート④】
◆ 食べ過ぎない! 【健康長寿のための食生活 (1)】
◆ 全ての病気の原因は消化不良から! 【健康長寿のための食生活】
◆ 腸内環境を整える!【健康長寿オススメ動画】
◆ 大塚貢先生講演報告&動画
◆ 酵素断食(ファスティング)
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