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縄文人の生き方を学び、現代の生活に取り入れる!

縄文人の生き方を学び、現代の生活に取り入れる!
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縄文人の生き方から、私たちが学ぶべきこと

(1)人間は自然の一部と考え、自然を大切にしていた。
(2)戦争の痕跡が無く、平和だった。縄文遺跡からは、戦闘で傷付いた人骨は発掘されていない。


縄文時代
、1万6500年前から3000年前まで続いていました。
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一方、現代社会は、人口の急激な増加資源の枯渇環境汚染などが急速に進み、このままだと、戦争、環境悪化により、数十年後の人類の存続も非常に危うい状況です。
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長く続いた時代に生きた縄文人の生活様式、精神文化を現代社会に取り入れて、私たちの子孫が安心して暮らせる様に、永続可能な社会を実現したいものです。

http://choju-daisakusen.com/?p=2951.
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 <縄文時代、長野に縄文人が集中した!>
実は、長野県には、国宝・重要文化財クラスの縄文式土器が多数発掘されています。

2014年10月、長野県の老人ホーム「エクセレントライフ蓼科」さんを見学した際に、施設内に掲示されていた縄文式土器の写真に魅せられました。土器とは思えない神秘的な宇宙船を感じさせるような曲線美に、驚嘆してしまいました!

縄文時代 健康長寿大作戦
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私が中学時代に歴史の授業で教わった縄文式土器は、「縄」でコロコロ模様を付けた土器です。
しかし、「エクセレントライフ蓼科」さんにあった写真は、その考えを覆すモノでした。
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その写真を撮影したのは、写真家 滋澤雅人さん
滋澤雅人さんによると、その神秘性を表現するために、たった一枚を撮る為に3日間掛けて撮影されたそうです。
縄文時代 健康長寿大作戦


縄文式土器の写真集を出版することになり、写真家の滋澤雅人さんが長野県茅野市で出版記念講演会をするタイミングに合わせて、先住民族の研究家 亭田歩さんと一緒に、現地を訪問して、井戸尻考古館、尖石縄文考古館、出版記念講演会で学んできました!

<6000-7000年前に起きた2つの災難>
長野県ではある時期から、急に集落が作られるようになり、その遺跡から、国宝・重要文化財クラスの縄文式土器が多数発掘されています。

それはなぜか?

6000-7000年前に起きた2つの災難から逃れた多くの人達が、豊かな食料・水を求めて、関東・東海など各地から長野に移動してきたからです。

2つの災難とは、水面上昇(氷河溶解)鬼界カルデラの巨大噴火
鬼界カルデラの噴火では、九州は人が生き残るのは困難な程の壊滅的被害。

関東でも20cm灰が積もり、雨季と重なったため、灰が固まり、農作物が取れなくなったようです。

また、氷河期の氷河が溶け、数千年の間に、海面が100メートル以上上昇したことから、広大な陸地が水没しました。
突然の洪水に見舞われたことも度々あったと推察されます。

 過酷な災害を生き抜いて、長野に移動してきた縄文人が、精神文化を感じさせる多くの美しい土器を作ってきました。

縄文時代 健康長寿大作戦 IMG_7184
(*)蓼科を中心に、北は諏訪湖周辺、南は小渕沢周辺に、縄文遺跡が集中しています。
 
<縄文時代の高い精神性>
縄文式土器から、縄文時代は、土器の使い易さよりも、精神性を大事にしていたことが分かっています。
肉厚の土器の表面には、神々、神話、世界観が表現されています。
一見、土器の取っ手に見える部分の2つの穴は、実は両目で、太陽・月を表現しています。輪廻転生を象徴する生き物(ヘビ・カエル)も描かれています。

ヘビ、カエルと言えば、ほぼ同時代に海外でも神格化されるという共時性が起きているので、不思議です。
縄文時代 健康長寿大作戦
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<縄文時代に存在した農耕文化>

農耕文化と言えば、弥生時代に大陸から伝わったと教わりました。
しかし、クワと考えられる石器が多数出土していることから、縄文時代には既に農作物も作っていたことも明らかになっています。
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<竪穴式住居>
竪穴式住居は、地中に掘り下げて、作られてきました。
こうすることで、冬は暖かく、夏は涼しくなります。
また、円形の竪穴は母体を象徴している、という説もあります。
住居自体を母体、生まれ変わりの象徴として表現しているという説です。
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縄文時代 健康長寿大作戦
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<縄文人は海洋モンゴロイド!>

6000-7000年前に起きた2つの災難が起きる前、海面が現在より100m以上低かったことが分かっています。
ということは、それ以前の時代は、日本列島の周辺、特に、九州・沖縄周辺には大きな陸地が広がっていたということになります。
海中に沈んでしまったため痕跡が残っていませんが、海辺には、多くの人が住んでいたでしょうし、高度な文明が存在していても不思議ではありません。
縄文人は、海洋モンゴロイドとして、風、波、星を元に、船を操り、太平洋の島々にも移動・移住していたという説もあります。

<縄文人はどこに行ったのか?>
大災害を生き残った縄文人は、その後、長野から日本全国に広がって行きました。
弥生時代には、大陸から多くの人が移り住んできましたが、縄文人は、大陸からの新たな文化を取り入れ、独自の文化と融合させていったと考えられます。
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<自然を愛し、平和と子孫繁栄を願う母系社会>
縄文人に限らず、モンゴロイドは、母方の血筋によって家族や血縁集団を組織する母系社会でした。
子供を愛するのが母性本能です。 
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母系社会の特徴は、平和と子孫繁栄を願い、自然を大事にして、永続可能な循環型社会です。
だからこそ、長い間、縄文時代が1万年以上(1万6500年前から3000年前まで)続いたのです。
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現代社会は、一見物質的には豊かなように見えますが、利己主義、利益優先主義に陥っています。
100年もしないうちに、資源を使い尽くし、環境汚染も更に進むことで、世界が持続不可能になるのは確実です。
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モアイ像で有名なイースター島で起きた様な文明の繁栄と衰退を繰り返さないために、目先の経済成長、目先の利益ではなく、縄文時代を見習って、永続可能な社会を目指す時期に来ています。
 
縄文時代 健康長寿大作戦
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今回ご一緒した友人 亭田歩さんは、現在、世界の先住民族を取材して、ドキュメンタリー映画「響き ~RHYTHM of DNA~」を作成中です。

先住民族には、何千、何万年も前から先祖から伝わる「口伝(くでん)」があります。
亭田歩さん、その口伝の中にある「私たち子孫への重要なメッセージ」を映画を通じて、私たちに伝えようと活動されています。
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健康長寿大作戦
(左:亭田歩さん、 中央:井戸尻考古館の小松さん、 右:私)
<健康長寿セミナーで、小松さん・亭田さん対談決定!>
テーマ:「縄文人に学ぶ人類存続のための叡智」
講師 : 小松隆史先生、亭田 歩先生
日時 : 2015年3月21日(土)13時半-17時
会場 : 都内港区を予定
参加費: 1,500円
詳細はFacebookイベントページをご覧ください!

https://www.facebook.com/events/397710433743962/
2014年12月に、亭田さんにご講演いただいた内容はこちらです。
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<関連HP>
◆井戸尻考古館(動画が観れます!)
http://www.alles.or.jp/~fujimi/idojiri/ido-movie.htm
◆尖石縄文考古館
http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000001479000/
◆ドキュメンタリー映画「響き ~RHYTHM of DNA~」
http://www.hibiki12tribes.com/
◆ 写真展 「縄文の夜神楽」 総合案内
http://yokagura.com/site/Gal/pr/ichikawa/index.htm
◆海面上昇 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/海面上昇
◆鬼界カルデラ – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/鬼界カルデラ
◆イースター島で起きた惨劇
http://www.bllackz.com/2011/02/blog-post_4604.html
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<You Tube動画>
NHKスペシャル アジア巨大遺跡 第4集
https://www.youtube.com/watch?v=kMoxwafMQFA

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