介護を受けないことが、元気で長生き(健康長寿)を目指すには、必要不可欠です!
それでは、どうすると、介護リスクを下げることが出来るのでしょうか?
<介護を受ける原因>
*アルツハイマー病など認知症
*生活習慣病(脳梗塞、糖尿病等)、ガンの後遺症
*ロコモシンドローム(筋肉、関節の機能低下)
介護リスクを下げる対策の基本は、生活習慣病、ガンのリスクを下げる対策と同じです。
まだ発症する前の段階で、加齢とともに、徐々に症状は進行している場合が多いので、生活習慣を出来るだけ、改善することが大前提となります。
<腸内環境悪化と運動不足が介護リスクを高める!>
腸内環境が悪化すると、腸内壁が欠損して、血管に未消化物が流入します。
血管に未消化物が流入すると、赤血球が連鎖するので、血液の流れが滞り、細胞や血管に脂肪分が蓄積しやすくなります。
これに運動不足、デトックス不足が重なると、過剰に脂肪分が蓄積して、内臓脂肪症肥満、動脈硬化となります。
内臓脂肪が過剰に蓄積すると、動脈硬化を引き起こし、糖尿病、心筋梗塞、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)などの生活習慣病になり易くなります。
脳梗塞、糖尿病等の後遺症、アルツハイマー病などの介護を受けるリスクも高まります。
腸内環境の悪化
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血管への未消化物の流入 + 運動不足(*)
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内臓脂肪の蓄積(内臓脂肪型肥満)
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動脈硬化の進行
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糖尿病、心筋梗塞、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)
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介護状態(脳梗塞、糖尿病等の後遺症、アルツハイマー病)
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<動脈硬化とは?>
動脈硬化とは、血管の内側に、悪玉コレステロールが付着することで、血管の壁が硬く、ぶ厚くなり、血液の通り道が狭くなって血液の供給が悪化する症状です。
動脈に限らず、全身の毛細血管に至るまで、血液の循環が悪くなりますので、全身の臓器障害を引き起こす避けるべき症状です。
動脈硬化は、誰でも年齢とともに少しずつ進行しますが、動脈硬化を急速に進行させるのが、腸内環境の悪化による内臓脂肪型肥満です。
<メタボリックシンドロームとは?>
内臓脂肪型肥満、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上を合わせ持った状態を「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」といいます。
内臓脂肪型肥満、高血糖、高血圧、脂質異常は、それぞれが別々に進行するのではなく、相関関係があります。
それらの進行を抑えるのが、生活習慣(食生活、運動)の改善です。
<関連HP>
*全ての病気の原因は消化不良から!
*どういう運動が健康長寿に良いのか?