人が感動するのは、どういう時か?
(2013年9月22日 メルマガより)
現在ミャンマーのヤンゴンに出張で来ています!
こちらは朝の6時過ぎ。日本とは時差が2時半あります。
タイ、中国、インドなどと国境を接するミャンマーは、鎖国が長期間続いていたことから、道路・電気・ガスなどのインフラ、工業生産活動が遅れていますが、これから経済発展が期待されています。
治安も良く、国民性が穏やか、真面目、勉強熱心いうこともあって、日本人にとっては馴染み易い国です。
ミャンマーに行く飛行機の中で、楽しいことを考えていました!
(飛行機の中は、人より高いところにいるせいか、抽象度の高いことを考えるのにおススメです!)
今回、飛行機の中で、考えたテーマは
「人はどういう時に充実感を感じるのだろうか?」
*他人が喜ぶ姿を思い描いて、何かに打ち込んだ時。
その思いが、相手に伝わった時。
*志、夢、目標を立てて、一生懸命努力している時。
その目標が達成した時。
*昨日より今日、今日より明日の自分を成長させようという生き方をしている時。
成長を実感できた時。
「そういう充実感を感じ続けていると、人は生き甲斐を感じ、充実した人生を送ったと言えるな!」
「自分の人生をそういう充実した人生にしよう!」
そして、
「周りの人も、充実した人生にするよう、お手伝いしたい!」
と思った次第です。
死ぬ間際に「生まれてきて良かった!ありがとう!」 と自分も思いたいし、そう思える人を増やしていきたいと思います!
特に、ひとつめの「他人が喜ぶ姿を思い描いて、打ち込む!」のは、良いですよね!
「困った人を助ける」
「夢を持っている人を応援する」
「素晴らしい商品を持っている会社を応援する」
「他人が喜ぶ姿を思い描いて、新しいアイデア・新しい商品開発・新しい事業を考える」
など、日常生活の中で無限大にあります。
「自分もハッピーになり、他人もハッピーになる!」、こんな良いことはありません。
そして、
そういう、「他人のために心から尽くす頑張っている人の姿を見た時に人は感動する!」ということを飛行機の中で考えていました。
そう思っていた矢先、今朝、Facebookの記事を拝見しました。
2011年「東日本大震災」当日の東京ディズニーランドで起きた感動のエピソードです!
ご覧になった方もいらっしゃるかも知れませんが、シェアさせていただきます。
不安を感じている入場者に対して、キャスト(従業員)の方々が示した素晴らしい行動。
震度6を想定した防災訓練を年間、何と180日行っているそうです。
他人のために心から尽くす気持ち、地道な努力が大切だと思い知らされました。
是非ご覧ください!
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=248173998667141&set=a.207566199394588.1073741828.207478639403344&type=1&theater
見れない方のために、Facebook「うるっと速報」さんの記事です。
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「夢の国」であるディズニーランドで楽しいひと時を過ごしていた人たちは突然襲う激しい揺れ。
「これもアトラクションのひとつか?」と思った人もいたかもしれない。
しかし、収まるらない揺れにようやく自分たちが大地震に見舞われたことがわかった。
そうなったが最後、人は大きく動揺する。
泣き叫ぶ子供たち。
その場から逃げようと無我夢中になる人々。
広い園内が大パニックに陥ろうとした、そのとき場内に男性のアナウンスが流れた。
震災発生から約40秒が経過していた。
「皆様におしらせいたします。ただ今、地震がありました。建物のそばにいらっしゃる方は建物から離れて広いところでお待ちください。」
「地震と園外の状況は、確認が取れ次第、ゲストの方々におしらせします!」
そして、沈着冷静に行動する1万人のキャストたち。
「頭を守ってしゃがんでください!」
「どうぞ その場から動かず、お座りになってください!」と声をかけながら、不安で怯える来園者に駆け寄り、心身のケアを行う。
これが、70,000人もの来園者を一切混乱させず、無事避難誘導した東京デイズニーリゾートのキャストたちの活躍の始まりだった。
東京ディズニーランドでは、震度6、来場者10万人を想定した防災訓練を、年間実に、180日行っている。
加えて、5万人が3~4日過ごせるだけの食糧を備蓄している。
万が一の事態が起こり、客が怪我をしたり、最悪の死という状況に至ったりすれば、「夢の国」のブランドが嘘になる。
想定外を想定内にしておく備え。
それがあってこそ、日常を忘れて虚構世界に浸ってもらうことが可能になる。
それが本当の安心・安全。
「全てはゲストのため」。
その哲学がスタッフ一人ひとりに浸透していた。
午後3時22分には社長をトップとする「地震対策本部」が設置された。
ディズニーランド、ディズニーシー統括責任者
↓
エリア統括者
↓
アトラクション責任者
↓
スタッフの順にピラミッド型に構成される。
これにより、現場の判断と指揮命令がスムーズに行き来し、全社員が総力を上げて事態に対応することができた。
現場レベルで判断できない重要事項を総括本部が決定する間、全従業員の90%を占めるアルバイトスタッフが各々の活躍を見せた。
あるスタッフは店頭のぬいぐるみ「ダッフィー」を持ち出し「これで頭をお守りください」と差し出した。
防災ずきん代わりに使用してもらうためだ。
別のスタッフは、店頭販売のクッキーやチョコレートを無料で配布。
「必ず皆様のお手元に届けますので、その場に座ってお待ちください」と、混乱が起きないように声をかけながら。
これらの行動は、誰からも命令されていない。
独自に作った地震対策基本計画に基づく防災訓練で、使えそうなものは何でも使用してよく、ゲストの安全確保のためには、たとえ店舗の商品であっても率先して提供してよいとされている。
それを受け、各スタッフが自分なりに動いたのだ。
夕方、ディズニーランドには、雨が降り出し、気温10度までに冷え込んできた。
その際もスタッフたちは自主的に行動した。
お土産用のビニール袋や青いゴミ袋を雨カッパ用に提供、それでも足りなかったため、ダンボールまで取り出した。
ゴミが散乱して園の美観が損なわれることは、「夢の国」にあってはならない。
普段は食料の持参を禁止するほど、景観維持を徹底している。
なのに、美観を汚すことしかならないダンボールを持ち出した。
スタッフたちが、いかに来園者の安全第一に考えていたかがわかる。
心のケアもスタッフたちは忘れていない。
お土産袋を渡しながら「皆さん、お土産袋お持ちですか?そして皆さん、お土産袋に″隠れミッキー″(ミッキーマウスの形)がいるっていうのは ご存知ですか?よろしければ探してみてください。」
と声をかけたスタッフ。
また、シャンデリアの近くにいたため、余震の恐怖に怯える子供たちには
「皆さん大丈夫です、僕はシャンデリアの妖精ですから。
なにがあっても皆さんを守ります、大丈夫です」と明るく笑顔で話した。
スタッフだけではない。
「夢の国」を支える肝心のキャラクターたちも大活躍。
地震発生直後、パレード中だったウエストランドではパレード車が緊急停止。
自分で車から降りられない状態に。
しかし、ミニーや妖精の外国人たちは、救出されるまでの数十分間、来園者たちに手を振り続けた。
スタッフ、キャラクターの冷静かつ愛情あふれる行動が、不安の絶頂にある人々を勇気付け、なぐさめた。
夜,帰宅できない2万人がここで一夜を過ごすことになった。
まだ交通機関が不通になっている。
そんな状態で園外に出れば多くの人が路頭に迷ってしまう。
ならば園内で十分に休んでもらい、外の状況が落ち着いてから帰宅してもらおうという判断によるものだ。
早く来園者を建物内に入れたい。
しかし、そのためには、建物の安全確認が必要だった。
そこで、先に、点検が済んだディズニーシーへ移動してもらうことに。
普段、ランドとシーへの行き来は、ディズニーリゾートラインという乗り物を使用する。
だが当然、電気の供給は止まっているから動かせない。
一般道路を歩いての移動は大きく回り道になるし、その上、液状化現象を起こしている。
そこで、開園以来28年間守ってきた掟を統括本部は破ることに。
従業員専用のバックヤードと呼ばれる通路の開放である。
これにより、短距離でかつ安全にディズニーシーへと移動することができる。
そこは、配線や基盤がむき出しになった工場のような空間。
「夢の国」を支える裏側を見せることは。
しかし、スタッフが開ける扉の先に広がる光景に来園者は目を奪われた。
何百人ものスタッフがペンライト片手に両サイドに並び、
光の道を作っていたのだ。
2つの「夢の国」をつなぐために開放された無機質空間が、突如感動的な演出により、夢の通路へと変貌した。
来園者の安全を最大限に確保しつつ、「夢の国」のイメージも演出する。
ディズニーランドが見せた、プロが成せる術であった。
支給された毛布を使用し、無事に2万人は夜を過ごした。
非常食の温かい「ひじきご飯」もふるまわれた。
こうして、東京ディズニーランドでの長い一日が終わった。
その後、4月15日まで東京ディズニーランドは閉園した。
再開時には、ミッキーやミニーとの再会を待ちわびたファン1万人が列を成した。
ディズニーランドとディズニーシーを合わせ、年間来場者数は 約2500万人を誇る。
その驚異的な来園記録を維持する秘密が、震災対応で明らかとなった。
出典:自分ニュース
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以上、「うるっと速報」さんの記事より
*伝統的なミャンマーの市場。太った女性も多く、食生活は豊か。
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